「勉強の仕方が変わる?」生成AIをめぐる小中学生の意識調査結果

調査概要

 公益財団法人博報堂教育財団の調査研究機関であるこども研究所は、2025年8月に全国の小学4年生〜中学3年生の男女1,200人を対象に、「こどもと生成AI」に関するアンケート調査を実施しました。本調査は、小中学生が生成AIをどの程度認知し、どのように感じ、実際に利用しているかを明らかにすることを目的としており、インターネット調査の形式で行われています。調査対象のこどもたちの回答は、保護者の監督のもとで収集されました。

調査結果

 調査の結果、小学4年生から中学3年生のこどもの 約8割が生成AIを「知っている」 と回答し、約4割が実際に使用した経験がある ことが明らかになりました。また、生成AIを知っているこどもの 約6割が「今後も使うと思う」 と答えており、関心の高さがうかがえます。

特に生成AIに対しては、前向きなイメージを持つこどもが多く、主な内容は以下のようなものです。
・好きなことや興味のある分野について、より詳しく知ることができそう
・調べものやアイデア出しなど、考える手助けになりそう
・「楽しい」「役に立つ」「味方になってくれそう」と感じている

一方で、
・「安心できる」「信用できる」と感じているこどもは半数に満たない
・使い方や注意点について十分に理解しているとは言えない
といった傾向も見られました。

また、「生成AIがあることで勉強の仕方が変わると思うか」という質問に対しては、半数以上が「変わると思う」と回答しており、学び方そのものに影響を与える存在として捉えられていることが分かりました。

専門家の見解

 本調査について、こども研究所のおとな研究員は、生成AIを「勉強の仕方が変わる」と捉えるこどもが多い背景として、「すぐに答えが得られる」「時間を短縮できる」といった利便性への期待が大きい点を指摘しています。一方で、自由回答からは「頼りすぎてしまいそう」「答えが正しいか分からない」といった慎重な声も見られ、生成AIに対して期待と不安の両方を抱いている実態が明らかになりました。研究員は、こどもたちが生成AIを適切に活用していくためには、利便性だけでなく、使い方や注意点について大人が丁寧に伝えていくことが重要だと述べています。

まとめ

 アソビットグループの学童保育では、こうした変化を踏まえ、こどもたちが生成AIを安心して活用できるよう、大人が寄り添いながら使い方や考え方を伝えていくことが大切だと考えています。日々の関わりの中で、こどもたち自身が考え、選び、学びを深めていけるような環境づくりを大切にしています。

公益財団法人博報堂教育財団 こども研究所
こどもと生成AIに関する調査

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です